間質性膀胱炎(かんしつせいぼうこうえん):膀胱の病気

尿を我慢しすぎたり、細菌性膀胱炎などにより膀胱粘膜のバリア機構が損なわれると、尿中の化学物質が膀胱粘膜下(間質)の知覚神経を刺激し、頻尿、残尿感、下腹部の鈍痛といった症状がおこります。膀胱炎と違って、尿検査で異常がありません。診断はほかの病気を否定することで行います。

治療方法:辛いもの、すっぱいものやカフェインの摂取を控えます。下半身を冷やさないようにして、なるべくストレスのかからない生活をしてください。いくつかのお薬を組み合わせて治療します。入院して麻酔下に膀胱に水を入れて拡張させる方法もありますが根本的な治療ではありません。